PDMics

図面管理の壁を越え、図面を会社の資産にするには?

2026年01月09日

これまでアイ・シー・エスが開催してきた「図面管理システム紹介セミナー」を通じて、図面管理のリアルな課題が見えてきました。

それは、設計部門だけでなく、全社的な課題へと広がっています。

本コラムでは、セミナーアンケートの結果を基に図面管理の課題を詳しくまとめています。
ぜひ、自社の課題整理にご活用ください。

■ 結果1:セミナー参加者の “三大課題”

セミナーアンケートで「図面管理における現状の困りごと」についてお伺いしたところ、次のような結果となりました。

課題 ① 図面の検索に時間がかかる

セミナー参加者の約半数がこの課題を感じています。
図面探しに時間を取られていると、本来の設計業務に集中できず、生産性低下の原因となります。

課題 ② 最新の図面がどれかわからない

最新の図面が正しく共有されていないと、古い図面を使ってしまい、手戻りや品質不良のリスクが高まります。

課題 ③ 流用設計が上手くできていない

課題①②により「流用設計が上手くできない」という課題にもつながります。
流用できそうな図面があることを覚えていても、探し出せなければ過去の資産を活用できません

■ 結果2:フォルダ管理の課題

また、図面管理の方法については、約74%の企業が「フォルダ管理をしている」と回答しました。

フォルダ管理は手軽に始められますが、図面のバージョン管理や、部門をまたいだ承認状況の把握には限界があるのも事実です。

例えば、このような課題があります。

課題 ① 他の属性情報を検索条件にできない

ファイル名に依存した検索しかできないため、図面に紐づく属性情報 ( 品番、向け先、作成者など ) での検索が困難です。
また、図面の親子関係をすぐに把握することができません。

課題 ② 承認作業が不透明

・承認状況がどの段階にあるのか?
・誰が承認したのか?
といった情報を管理する仕組みがないため「誰かに聞かないとわからない」という状況に陥りやすくなります。
また、担当者が不在で承認作業が止まってしまうという課題もあります。

このようなフォルダ管理の壁が、結果として「図面管理の三大課題」の原因につながっています。

■ 結果3:部門ごとの課題

さらに見ていくと、フォルダ管理が部門を横断した情報活用の妨げにもなっていました。

所属部門 課題の具体例
技術・生産技術部門 ・最新の図面で生産準備を進めるため、正確な管理が必要
・複雑な図面管理体制が業務の妨げになっている
営業部門 ・顧客への提案や見積りを行う際、最新の図面情報を正確に把握したい

このように、図面管理の課題は設計部門にとどまらず、「図面を会社の資産として正しく管理したい」という全社的な傾向が見られます。

■ 図面を会社の資産として活用するためには?

まずは、フォルダ管理から一歩進んで、PDM ( 図面管理システム ) などのデジタル基盤を構築することが有効な手段のひとつです。

ただし「図面管理ができるシステムを導入すれば解決できる」というわけではなく、導入ポイントをしっかりと見極め、自社に合った使いやすい仕組みを整えることが大切です。

○ PDMの導入ポイント

ポイント ① 高度な検索機能
属性検索、類似図面検索、親子関係の把握など、図面を探す手間を大幅に削減できる

ポイント ② リビジョン管理
古い図面と最新図面の混同を防止できる

ポイント ③ 承認ワークフロー
承認作業がシステム上で完結するため、場所に縛られず承認できる環境が整う

■ なぜ、PDMの導入は進んでいないのか?

しかし、セミナーアンケートの結果からも分かるように、実際にシステムを導入している企業は約1割にとどまっています。
ではなぜ、7割以上の企業がフォルダ管理のまま運用しているのでしょうか。
そこには次のような理由が考えられます。

  • 導入費用が予算に合わない
  • 上位システムやCAD連携などの拡張性が欲しい
  • 多機能すぎて使いこなせない
  • 命名規則の変更が手間
  • 管理ルールを現場定着させるために教育コストがかかる
  • システムへのデータ登録作業が大変
  • 紙図面のデジタル化ができていない

■ ご提案:図面管理システム『PDMics』

そこで、「システム導入したいけど、ハードルが高い…」と感じている方に、アイ・シー・エスの図面管理システム『PDMics』がおすすめです。

次のような特徴があります。

  • 低価格での導入
  • 必要な機能だけを搭載したシンプル構成
  • 柔軟なカスタマイズ ( 上位連携も可能 )
  • CADアドイン連携標準対応
  • お客様の運用に合ったご提案
  • 運用定着まで支援
  • 紙図面の取り込み、情報抽出をサポート ( 別システムと連携 )

さらに『PDMics』はパッケージ製品でありながら、お客さまの業務に合わせたカスタマイズが可能です。
また、運用定着までご支援させていただきますので、ご興味のある方は、下記よりお気軽にご相談ください。

まとめ

セミナーアンケートを通して、部門ごとに課題は異なるものの、図面管理は全社的な課題へと広がっていることが明らかになりました。
課題解決には、フォルダ管理から一歩進み、PDM ( 図面管理システム ) などデジタル基盤を構築するのが有効です。

とはいえ、コラムでも述べたように、システム導入には、運用の変更、データ登録、費用…などの「壁」があるのも事実です。

しかし、この壁を乗り越えることができれば、図面はこの先も活用できる「会社の資産」へと変わります。
だからこそ、その第一歩として、図面管理の仕組みを見直すことが重要です。

この記事を書いた人
Y
マーケティングチームのメンバーです。
メルマガ・セミナーをメインで担当しています。
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