これまでアイ・シー・エスが開催してきた「図面管理システム紹介セミナー」を通じて、図面管理のリアルな課題が見えてきました。
それは、設計部門だけでなく、全社的な課題へと広がっています。
本コラムでは、セミナーアンケートの結果を基に図面管理の課題を詳しくまとめています。
ぜひ、自社の課題整理にご活用ください。
セミナーアンケートで「図面管理における現状の困りごと」についてお伺いしたところ、次のような結果となりました。
また、図面管理の方法については、約74%の企業が「フォルダ管理をしている」と回答しました。
フォルダ管理は手軽に始められますが、図面のバージョン管理や、部門をまたいだ承認状況の把握には限界があるのも事実です。
例えば、このような課題があります。
ファイル名に依存した検索しかできないため、図面に紐づく属性情報 ( 品番、向け先、作成者など ) での検索が困難です。
また、図面の親子関係をすぐに把握することができません。
・承認状況がどの段階にあるのか?
・誰が承認したのか?
といった情報を管理する仕組みがないため「誰かに聞かないとわからない」という状況に陥りやすくなります。
また、担当者が不在で承認作業が止まってしまうという課題もあります。
このようなフォルダ管理の壁が、結果として「図面管理の三大課題」の原因につながっています。
さらに見ていくと、フォルダ管理が部門を横断した情報活用の妨げにもなっていました。
| 所属部門 | 課題の具体例 |
|---|---|
| 技術・生産技術部門 |
・最新の図面で生産準備を進めるため、正確な管理が必要 ・複雑な図面管理体制が業務の妨げになっている |
| 営業部門 | ・顧客への提案や見積りを行う際、最新の図面情報を正確に把握したい |
このように、図面管理の課題は設計部門にとどまらず、「図面を会社の資産として正しく管理したい」という全社的な傾向が見られます。
まずは、フォルダ管理から一歩進んで、PDM ( 図面管理システム ) などのデジタル基盤を構築することが有効な手段のひとつです。
ただし「図面管理ができるシステムを導入すれば解決できる」というわけではなく、導入ポイントをしっかりと見極め、自社に合った使いやすい仕組みを整えることが大切です。
ポイント ① 高度な検索機能
属性検索、類似図面検索、親子関係の把握など、図面を探す手間を大幅に削減できる
ポイント ② リビジョン管理
古い図面と最新図面の混同を防止できる
ポイント ③ 承認ワークフロー
承認作業がシステム上で完結するため、場所に縛られず承認できる環境が整う
しかし、セミナーアンケートの結果からも分かるように、実際にシステムを導入している企業は約1割にとどまっています。
ではなぜ、7割以上の企業がフォルダ管理のまま運用しているのでしょうか。
そこには次のような理由が考えられます。
そこで、「システム導入したいけど、ハードルが高い…」と感じている方に、アイ・シー・エスの図面管理システム『PDMics』がおすすめです。
次のような特徴があります。
さらに『PDMics』はパッケージ製品でありながら、お客さまの業務に合わせたカスタマイズが可能です。
また、運用定着までご支援させていただきますので、ご興味のある方は、下記よりお気軽にご相談ください。
セミナーアンケートを通して、部門ごとに課題は異なるものの、図面管理は全社的な課題へと広がっていることが明らかになりました。
課題解決には、フォルダ管理から一歩進み、PDM ( 図面管理システム ) などデジタル基盤を構築するのが有効です。
とはいえ、コラムでも述べたように、システム導入には、運用の変更、データ登録、費用…などの「壁」があるのも事実です。
しかし、この壁を乗り越えることができれば、図面はこの先も活用できる「会社の資産」へと変わります。
だからこそ、その第一歩として、図面管理の仕組みを見直すことが重要です。

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