実機がないと動作検証ができず、開発リードタイムが長くなってしまう…。そこで、MBDの導入により、従来の制御ソフトを忠実に再現したモデルを作成。モデルを用いることで “実機レス” でシミュレーションできる環境を構築しました。

| 業種・業界 | ― |
|---|---|
| MBD 導入状況 | 未導入 |
| 支援内容 | MBD導入支援 |
| 開発ツール | MATLAB/Simulink、Stateflow |
本事例では、人の手によるコーディングで制御ソフトを開発していました。
しかし、ソースコード ( C言語 ) が属人的になり、コードの明瞭さやソフトの拡張性を欠く原因となっていました。
さらに、実機に実装しなければ動作検証ができません。
手戻りが発生すると開発リードタイムが長くなってしまいます。
そこで、モデルベース開発の導入を試みました。
まずは、従来の制御ソフトをモデル化し、このモデルを用いて実機を必要としないシミュレーション環境の構築を目指しました。
また、一般的に導入コストが大きいとされるモデルベース開発において、開発コストの低減もひとつの懸念点でした。

従来の制御ソフトを技術資産として継承し、MATLAB/Simulinkで忠実に再現したモデルを作成しました。
このモデルを用いることで、実機レスのシミュレーションが可能です。
新機能は、Simulinkモデルで作成できるため、既存機能との統合や機能改善も容易に机上検証できます。

既存のソースコードを再利用してモデルを作成することで、技術資産を継承しつつ、ゼロから設計する時間と労力、コストを低減することができました。

実機レスによる動作検証の効率化と、モデル化によるブロックの組み合わせで開発ができるコーディングレスを実現し、開発リードタイムを大幅に短縮することができました。

モデルで視覚的に制御ロジックを理解できるほか、人為的ミスや論理的な不整合の早期発見など、誰もがミスやバグに気付ける環境になり、制御ソフトの品質が確保されるようになりました。

属人的かつ複雑になっていたソースコードがモデルに変わることで、誰でも制御ソフトの仕組みやロジックを視覚的に理解できるようになり、組織間でイメージの共有や議論がしやすくなりました。
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